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「ワン」(One)は、U2が1991年にアルバム『アクトン・ベイビー』で発表した楽曲。1992年には、同アルバムからの第3弾シングルとしてリリースされた。本項目では、メアリー・J. ブライジとU2の連名により2006年に発表されたシングルについても述べる。 == 解説 == === オリジナル・ヴァージョン === 本シングルの収益金は、エイズの調査機関に寄付された〔。シングルのジャケットはデヴィッド・ヴォイナロヴィッチが撮影した写真で〔、ヴォイナロヴィッチは、本作発表と同年の1992年7月、エイズの合併症により死去した。ミュージック・ビデオはアントン・コービンが監督したヴァージョン、マーク・ペリントンが監督したヴァージョン、フィル・ジョアノーが監督したヴァージョンがある。 カップリング曲「スピニング・ヘッド」は、オリジナル・アルバム未収録曲。また、ルー・リードのカヴァー「サテライト・オブ・ラヴ」と、コール・ポーター作詞・作曲の「ナイト・アンド・デイ」が追加収録されたヴァージョンもある。「サテライト・オブ・ラヴ」は「Zoo TVツアー」でも演奏されており、1993年11月27日のシドニー公演での演奏の模様は、映像作品『ZOO TVツアー〜ライヴ・フロム・シドニー』でも確認できる。 1993年、U2のメンバーのアダム・クレイトンとラリー・マレン・ジュニアは、R.E.M.のマイケル・スタイプ、マイク・ミルズと共にこの曲を演奏した。この時のユニットは、R.E.M.のアルバム名『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』とU2のアルバム名『アクトン・ベイビー』を元として、「オートマチック・ベイビー」と呼ばれた〔One - U2 : AllMusic 〕。 2007年、VH1の番組「The Greatest」における企画「90年代の最も偉大な100曲」では、ニルヴァーナ「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」に次ぐ2位にランク・インした〔Ep. 182 | 100 Greatest Songs of the 90s (Hour 5) | The Greatest | Episode Summary, Highlights (VH1.com)〕。 ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500において、36位にランクイン。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワン (U2の曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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